給料は働く上で一番大事な要素。
だから給料が想定範囲内の求人なら、その時点で見なくなります。
もしかすると、自分にとっての転職かもしれないのに。
逆に仕事内容をよく知ることができて、それから給料待遇を見た場合はどうか?
仮に思っていた金額より安い場合でも
「安いけど仕事はやってみたいかも」
と検討価値が生まれます。
また、給料待遇が同業界でそれなりに平均的、またはちょっと良い場合はミスマッチを防ぐことができます。
給料がいいじゃん!となれば、その時点仕事内容も「良く」見えてしまいます。
でも給料待遇を見る前に仕事内容を見ていたら応募していなかったかもしれません。
給料がいいというプラス面で本来より仕事内容への取捨択一が甘くなるからです。
特にネットでの求人募集はサッと見やすいので目のつきやすい給料待遇が目立ちやすくなります。ほとんどの求人募集サイトの案件は仕事内容に個性を感じるような記載になっておらず、どうしても給料待遇が先に目が行ってしまいがち。
一方で、仕事内容、魅力を丁寧にしっかり伝えてミスマッチを防ぎたい場合は、それなりの情報量がネット求人案件に記載されます。
そんな方式の場合、通常の求人募集みたいに最初やちょっと読んだ先に給料待遇があるとその金額に意識が引っ張られます。
お見合いなんかでも年齢は重要ファクター。年齢に会う相手を絞るので当然範囲外の年齢層には会いません。
しかし年齢を知らずに会ったら気が合った。実は希望の年齢範囲から出ていた人だった。そんなこともありますよね。
「ウチの仕事は給料はちょっと安いかもしれないけど、俺みたいにハマるやつはいるんだよ」
そんな風にハマる人材がいたとしても、最初にちょっと低めの給与待遇を見ると一瞥で先を見なくなる可能性大。
だからこそ、せっかく仕事内容、魅力を伝える媒体を作ったなら、すぐに給料待遇が見えない位置に掲載することが大事です。